*SOMA DESIGN / 新プロダクト発表 ~KANAYA~

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ファッション界はもとよりデザイン界でも幅広く活動するSOMA DESIGNが、富山県の高岡銅器からの新ブランド「KANAYA」より金属鋳物の技術を活かした新たなプロダクトを発表しました。

高岡銅器とは、1611年(慶長16年)加賀藩主、前田利長が町の繁栄を図るために、7人の鋳物師を高岡市金屋町に呼び寄せたことからはじまり、今年で400年を迎えるそうです。

2011年、高岡銅器共同組合の13社により「KANAYA」は生まれました。「KANAYA」では、国際的に活躍する6組8名のデザイナーと共に高岡銅器に潜在する美意識を最大に引き出すものづくりに取り組み、高岡の歴史を継承しながら、魅力的な製品の創出を目指しています。

多様化するライフスタイルの中、より合理的に、でもスタイリッシュに生きる人々に向け、手軽で機能的、変幻自在に使い方が広がる新たなトレイスタイルの提案として、紺野弘通氏とSOMA DESIGNによるトレイシリーズが発表され、この秋からの発売が予定されています。

SOMA DESIGNによるTray Style
[彩りを装う金属の花]

伝統の大地から芽吹く金属の花。ピンクは梅の花、イエローはひまわり、オレンジはデイジー、他にもアサガオなど・・・

刀をイメージしながら茎葉のようにも見える脚部とインナープレートにより現代のライフスタイルシーンに合わせ変化するしつらえ。


SOMA DESIGN
廣川玉枝と福井武を中心に2006年ファッション、グラフィック、プロダクト、映像など様々なビジュアルディレクション及びデザイン活動を開始。同時にブランド「SOMARTA」を立ち上げ、2007年春夏より東京コレクションにて発表。ブランドのショープロダクションからアートディレクションはSOMA DESIGNが手掛け、ブランドの神秘的な独自の世界観を確立。主な作品にミラノサローネ Canon[NEOREAL]展でのインスタレーション作品「Secret Garden」と新作家具「Skin+Bone Chair」。デザインタイド・トーキョー2008 TOYOTA[iQ×SOMARTA MICROCOSMOS]展でのコンセプトカーとインスタレーション作品。ユニクロUT Designer Invitationで「UT×SOMA DESIGN」。Onitsuka Taiger 2009年「ZODIAC」キャンペーンでのメインビジュアル及びアートワーク。会津若松BITOWAの「BITOWA DECORL」「BITOWA modern」等がある。


紺野弘道

世界中にクライアントを持ち、様々なメーカーとのプロジェクトでも活躍するプロダクトデザイナー

高岡で長年養われてきた「ものづくり」の力を活かして、現代の様々な生活スタイルや居住空間に合わせることができるサイドテーブル。鋳物の表情を楽しみながら、暮らしの中で長く使ってもらえるようにとデザインされた木製脚のサイドテーブルは金属とは思えないほどの温かな表情。もう一つは天板、脚ともにミニマルな形状でありながら、確かな存在感を放つ美しいテーブル。金属加工の技術が、先端のデザインと見事にマッチすることを示したプロダクト。


他参加クリエーター(敬省略)

SHIMOO / 木工飾人の下尾和彦と下尾さおりによるユニット作家

坪井浩尚 / 日用生活品から家具や家電製品など、幅広い製品を手掛けるプロダクトデザイナー  代表作 100%「LED Watch」「LampLamp」「SAKURASAKUglass」等

小林幹也 / 家具、プロダクト、インテリアデザインやブランディングまで手掛けるプロダクトデザイナー 代表作 UKIHASHI

森ひかる / 2010年イタリア建築学会カンパニア州最優秀建築賞を受賞 インダストリアルデザインでの活動も行う建築家


プロデューサー:桐山登士樹(TRUNK) http://www.kanaya-t.jp